月別アーカイブ: 2013年7月

利佳ちゃんのラバーバレエ - 第二幕 (改訂版)

もう、何時間、いや、何日たったのか判らなかった。一切窓がなく、人工的な照明しか光が無いコンクリートの密室に監禁され、時計やテレビ、ラジオ等時間を知る手だても無かったばかりでなく、ここに出入りして利佳の世話をする男達による生活のリズムが、あまりにも不規則だったからだ。
食事や睡眠の間隔が極端に開いていたり詰まっていたりで、そういう生活リズムからの時間の把握が出来なくされていた。眠りたいだけ眠らせて貰えたかと思えば、僅かな睡眠時間しか与えられなかったり、どんなに空腹を訴えても食事を与えて貰えないかと思えば、短い時間の間隔で大量の食料を詰め込む様に食べさせられたり…。排泄も例外ではなかった。食事の量や時間によって出る大便小便の量や間隔がまちまちなのは当然ではあったが、利佳は出したくても出させて貰えず我慢を長時間強いられたり、浣腸等で強制的に排泄されられたりしていた。
その為、利佳の生活リズムは完全に狂い、時間の感覚がマヒしつつあった。
それと平行して汚辱のバレエのレッスンは進められていた。
いや、それはバレエのレッスンとは似て異なるものであった。

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利佳ちゃんのラバーバレエ - 第一幕 (改訂版)

夕暮れの街中、利佳はバレエ教室からの帰路の途中だった。
手には一枚の葉書。表には手書きで学校の寺田先生の名前と住所、裏にはバレエ教室の発表会の案内が印刷されていた。葉書は招待状も兼ねていて、これを持参してなければ入場出来ない事になっていた。
「何とか無理言って貰っちゃった」
今度の発表会に、どうしても寺田先生に見て貰いたかった利佳は、教室の先生に頼み込んで、招待葉書を一枚分けて貰ったのだった。季節は秋、日も短くなりかけていた時期の宵の口、街灯とネオンが灯り始めた街中で利佳は葉書の投函を急いだ。
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ゴムゴム園美ちゃん&撫子ちゃん


天宮園美は、木之本 藤隆こと、ボケた虫から最愛の従妹の撫子を奪い返すべく、大陰謀を画策していた。ボケた虫と撫子は、互いに愛し合っていた。そこで、その愛情に楔を打ち込めば、二人の仲は裂けると考え、さらに、自分の手元に縛り付けておく為のプランも考えていた。
ある日、園美は撫子にモデルの話を持ちかけた。十六歳で学生結婚した撫子は、家計を助ける為、モデルのバイトもしていた。そのバイトを園美が紹介すると言うのだった。夫のボケた虫…、もとい、藤隆と同じ位に愛していた、従姉の園美の言葉を信じ、撫子はその話に乗った。
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