もう、何時間、いや、何日たったのか判らなかった。一切窓がなく、人工的な照明しか光が無いコンクリートの密室に監禁され、時計やテレビ、ラジオ等時間を知る手だても無かったばかりでなく、ここに出入りして利佳の世話をする男達による生活のリズムが、あまりにも不規則だったからだ。
食事や睡眠の間隔が極端に開いていたり詰まっていたりで、そういう生活リズムからの時間の把握が出来なくされていた。眠りたいだけ眠らせて貰えたかと思えば、僅かな睡眠時間しか与えられなかったり、どんなに空腹を訴えても食事を与えて貰えないかと思えば、短い時間の間隔で大量の食料を詰め込む様に食べさせられたり…。排泄も例外ではなかった。食事の量や時間によって出る大便小便の量や間隔がまちまちなのは当然ではあったが、利佳は出したくても出させて貰えず我慢を長時間強いられたり、浣腸等で強制的に排泄されられたりしていた。
その為、利佳の生活リズムは完全に狂い、時間の感覚がマヒしつつあった。
それと平行して汚辱のバレエのレッスンは進められていた。
いや、それはバレエのレッスンとは似て異なるものであった。
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利佳ちゃんのラバーバレエ - 第二幕 (改訂版)
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