利佳ちゃんのラバーバレエ - 第二幕 (改訂版)

もう、何時間、いや、何日たったのか判らなかった。一切窓がなく、人工的な照明しか光が無いコンクリートの密室に監禁され、時計やテレビ、ラジオ等時間を知る手だても無かったばかりでなく、ここに出入りして利佳の世話をする男達による生活のリズムが、あまりにも不規則だったからだ。
食事や睡眠の間隔が極端に開いていたり詰まっていたりで、そういう生活リズムからの時間の把握が出来なくされていた。眠りたいだけ眠らせて貰えたかと思えば、僅かな睡眠時間しか与えられなかったり、どんなに空腹を訴えても食事を与えて貰えないかと思えば、短い時間の間隔で大量の食料を詰め込む様に食べさせられたり…。排泄も例外ではなかった。食事の量や時間によって出る大便小便の量や間隔がまちまちなのは当然ではあったが、利佳は出したくても出させて貰えず我慢を長時間強いられたり、浣腸等で強制的に排泄されられたりしていた。
その為、利佳の生活リズムは完全に狂い、時間の感覚がマヒしつつあった。
それと平行して汚辱のバレエのレッスンは進められていた。
いや、それはバレエのレッスンとは似て異なるものであった。


利佳が監禁されている密室の照明が灯り、厳重な鉄扉が開く音がした。全身を黒いラバーで包んだ男三人が現れ、密室中央に置かれた檻に入れられ拘束されていた利佳を出した。その時利佳は拘束を解かれ、窮屈な檻から出されるにも関わらず、それを嫌がり激しく泣いて抵抗した。檻から出される事は解放を意味しない事を理解していたからであった。
「いやぁぁっ !!  助けてっ !! 」
利佳は泣きじゃくりながら頭を振り、掴んだ男の手を振りほどき引き離そうとした。しかし、大の大人三人の力に抗えるでもなく、されるがままだった。
男達は利佳の躰に装着されていた枷やピアスを全て取り外し、ラバースーツを脱がせた。次に清拭剤をタオルに浸けて利佳の躰を拭き始めた。
利佳はここに監禁されてから一切入浴させて貰ってなかった。その代わり頻繁に清拭されており、常に躰の清潔は保たれていた。しかし、それは利佳にとって喜ばしい事ではなく、羞恥と屈辱と引き替えで保たれた清潔だった。彼らの清拭があまりにも卑猥だったからである。
彼らの手は利佳の躰を満遍なく這い回り、性感帯ばかりか恥部さえも執拗に刺激した。
「いやだぁっ !!  もう止めてっ !! 」
利佳は6つの手を懸命に引き離そうとしたが、どうにもならなかった。ここに監禁された当初はかなり暴れ、乱暴に殴り、隙あらば逃げだそうとしたが、徒労に終わるだけだと判って来た最近では弱々しく泣きじゃくりながら押さえるだけになってきていた。

RRB-02

清拭を終えると全身にシッカロールを打たれ、再びラバーに身を包む時が来た。
白いラバーのタイツを履かされ、手袋と一体化したラバーのシャツ、深紅のゴムのレオタードを着せられた。トゥ・シューズの様な爪先立ちの編み上げブーツを履かされると、再びピアスと枷を装着されていった。歩きにくい履き物と足枷を着けられた時点で、とても逃げる事など出来ないと悟り、男達の手を引き離そうとする動作すら止めてしまった。
後は彼らに哀願するしか無かった。
「お願い…。許して…」
しかし、それが通じる筈もなかった。利佳の髪を結い、ラバーのリボンで結びながら、男の一人は答えた。「許して? 何を許せと言うのだ。これからお前は性の快楽に身を委ねるんだ。それは許しを乞う様な事ではない。フフフ…」
男の一人の回答に、利佳はますます涙した。
「どうして私がこんな目に…」
なすすべなく泣きじゃくる利佳を哀れむでもなく、男達は陵辱の手を休めなかった。尿道カテーテルとバイヴ、アナルプラグを挿入され、バイヴのスイッチが入れられると、利佳は言葉にならない、絶え間ない喘ぎ声を上げ始めた。そして同時に身を捩る様に悶え始めた。爪先立ちの不安定な姿勢で悶えるその姿は、舞踊の様でもあった。正に淫靡なバレエであった。
倒れない様に三人の男達に支えられながら、利佳は身悶え続けた。

最初のうちは弱い振動だったが、それでもまだ性行為の経験のない○学生の少女には強すぎた。想いをよせる異性との初体験もせぬまま、突然ここでバイヴを経験させられているのだ。到底耐え難いものだった。アヌスの方も通常の排泄では考えられない様な幅に広げられつつあった。
「さあ、利佳っ !!  イくんだっ !!  イけっ !! 」
利佳は最初の絶頂を迎えようとしていた。
「ああっっ !!  いやっ !!  イくのいやぁっ !! 」
利佳はこの絶頂を最も嫌がった。ここに監禁された当初のバイヴ責めの苦痛と、その苦痛を突き抜けた瞬間の感覚を体験した時のショックが尾を引いていたのだった。女性が持つ性の快楽。それを好きでもない見ず知らずの男達に暴かれた羞恥心と屈辱感が利佳を苛んだ。
「いやぁぁぁっ !!  イっちゃうのいやぁっ !! 」
絶頂を迎え、力が抜けた様に利佳は背後の男にもたれかかった。ヴァキナから溢れ出す愛液に濡れたバイヴは振動を続けていた。
男達は汗と涙で頬を濡らす、哀れな少女を優しく撫でた。だが、次の行為は残酷極まりないものだった。
「さあ、2回目、イってみようか」
バイヴの振動を強めたのだった。力が抜けていた利佳は驚き、跳びはねるようにもたれていた男から離れ、再び悶え始めた。今まで体験したことのない激しい振動だった。それに比例して身悶えも喘ぎ声も激しくなった。
「いやぁーっ !!  抜いてっ !!  抜いてぇーっ !! いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ !! 」
最早喘ぎ声どころか絶叫に近かった。身悶えもバイヴを振り落とさんばかりの激しいものだった。
「ああ、いいとも。こっちも抜かせて貰うよ」
利佳を支えていない男が、ラバーで覆われ勃起したペニスにチューブを挿入し始めた。

すでに5回目の絶頂を迎えようとしていた。流石に利佳は精も根も尽きていて、声も枯れていた。涙で濡れた瞳は虚ろになりつつあり、口元は緩み涎が垂れ流れていた。
「イっちゃう…、またイっちゃう…」
その声は弱々しい喘ぎ声だった。身悶えも絶頂を迎える瞬間、ビクンと動く程度だった。だが、バイヴの振動は最強になっていた。立っているのがやっとの状態で尚、利佳はバイヴで責められ続けているのだった。その間、利佳は男達に弄ばれていた。背後から抱えられ、手が躰を愛撫し続けた。左右から手を掴まれ、その手は男達のペニスを扱かせられていた。ゴムで覆われたペニスはローションを塗られ、利佳の小さい手はヌルつくペニスを扱かされていた。ペニスの先端にはチューブが入ってて、そのチューブは半透明なシリコンゴム製らしい男根型の容器に繋がり、白濁した液体が詰まっていた。
「こっちもイきそうだ」
容器内の白い液体が増えていった。
意識が朦朧としていた利佳は、自分が何をされているのか、これから何をされるのか理解できていなかった。尿道カテーテルは三つ又のパイプに接続され、それは長いチューブが付けられ、男達の口に伸びていた。
「美味いぞ、利佳の小水は」
普通だったら自分が放尿しているのを見られているだけでも恥ずかしいのに、自分の尿が飲まれているという、異常な事が起きている、それに対しての羞恥心すら失せていた。
「次の絶頂で出すぞ」
6回目の絶頂と同時に、男達は手にしていた男根型の容器を握りしめた。すると大量の白濁した液体が噴き出し、利佳にかかった。
「いやぁ…、臭い…、苦い…」
この時、利佳は我に返った。初めて浴びた男の精に利佳は咽せ、口に入った精液を吐き出した。しかし、男達は構わず、利佳に男根型の容器を銜えさせ、しゃぶらせた。口一杯に異臭と不快な味が拡がった。泣いて哀願し汚辱の液体を拒む利佳に、男達は構わず精液を浴びせ続けた。
こうして、利佳の精液洗礼は終わり、それは彼女が墜ちていく始まりでもあった。

(2013年3月)
© shiiya

利佳ちゃんのラバーバレエ - 第二幕 (改訂版)」への1件のフィードバック

  1. 田中正夫

    「利佳の小さい手はヌルつくペニスを扱かされていた。ペニスの先端にはチューブが入ってて、そのチューブは半透明なシリコンゴム製らしい男根型の容器に繋がり、白濁した液体が詰まっていた。」のイラストでしょうか。とてもいいです。
    が、拘束がないのは残念。開口ぐつわも欲しいところですね。

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