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利佳ちゃんのラバーバレエ - 最終幕 - エピローグ - 利佳から奴隷姫・RIKAへ (1)

(1)

突然ライトが点灯した。大きな檻に囲われたベットの上、ゴムシートにくるまった人影がもぞもぞと動き、躰を起こす。そこにいたのは、色白のスリムな体つきの少女だった。そして、檻の外、一人の紳士が声をかける。
「RIKAや、もう起きなさい」
とても丁寧な、優しげな口調だった。少女は眩しそうに手を目に当て、何回か瞬き、それから 檻の外の人物に目を向けた。そして、ニッコリと微笑む。
「オ早ヨウゴザイマス。ますたー」
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利佳ちゃんのラバーバレエ - 第四幕之参 - 薔隷発表会・絶望と絶頂のフィナーレ、被虐のプリンシパル・利佳

(1)

再び姿を現した時、利佳は黒尽くめの姿をしていた。
頭部と未成熟な乳房を除く全身を覆うラバースーツも、ウェストを蜂の胴の様に括り上げる合皮 製のコルセットも、太股半分位まである編み上げブーツのピンヒールも、首と四肢に填め込まれた 枷も、顔半分を覆い口と言葉を封じる猿轡も、髪を飾るビニールのリボンも、全てが黒一色だった。 辛うじて枷に打たれた錨と金具が鈍い銀色をしていた。ゴムとエナメルが、白い光沢を放っていた が、黒一色と言っても良かった。
それ以上に黒かったのは、利佳の心だった。まるで果てしない暗闇の如く、悲しい程、黯黒としていた。陵辱に継ぐ陵辱の末、淫らな快楽に毒され、殆ど被虐の洗脳は完了しかけていた。

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利佳ちゃんのラバーバレエ - 第四幕之弐 - “フェラリー”被虐の妖精、利佳

(1)

狂宴は続いていた。
あれから利佳は、深紅のラバースーツと、黒の合皮とピンクのビニールのチュチュを着せられ、全頭 式のラバーマスクを被せられ、猿轡をされた姿で犯されていた。
「ングッ !! ングッ !! ングッ !! ングッ !! ングッ !! ングッ !! ングッ !! ングッ !! ングッ !! ングッ !! 」
粘液同士が絡む音、ゴムで覆われた肉と肉とが打ち合う音、手足の枷に繋がる鎖がジャラつく音、利佳の乳首のピアスに 付けられているベルの音、そして、猿轡の隙間から零れる唾液と共に利佳の口から溢れ出る、濁った呻き声が、一定の リズムを持って発せられていた。犯されながらよがり悶える、利佳の動きも非常にリズミカルで、まるでバレエを踊っているかの様だった。

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