Rika on Rubber Ballet (Epilogue)
"Rika - Princess of Slave(4)

利佳ちゃんのラバーバレエ―最終幕―  エピローグ―利佳から奴隷姫・RIKAへ(4)


 その後、利佳は主人達の厳重な管理下で被虐調教を受け続け、日に日に愛奴として成長して いった。
 そんな在る日、RIKAの二回目の発表会を翌日に控え、衣装合わせが行われていた。 鏡の前に立つRIKAには、以前の利佳の面影は、微塵も残っていなかった。
 彼女へのTATTOOはエスカレートしていき、薔薇のTATTOOは密に彫られ、顔全体と、空いた 所には、所謂"白粉彫り"を施され、日に当たらず、只でさえ蒼白いRIKAの肌は、まるで白塗りの 様に白くされた。唇にも赤いTATTOOを入れられ、瞼の周りにも赤や黒のTATTOOが施された。 髪も緑色に染められ、ラビアにもピアスを施されていた。
 「調教師様。ますたーハ、ドコニ…」
 「旦那様は、お客様の所だ。上で、お相手している」
 RIKAはつまらなそうな色を浮かべた。
 「折角、ますたーニ見テモラエルト、思ッテタノニ…。私ノちゅちゅ姿…」
 RIKAは、自分のチュチュ姿を大きな鏡に映して、見つめていた。だが、RIKAは鏡の裏側の、 覗き部屋の存在とそこにいた人達の事を知らなかった。