Rika on Rubber Ballet (Fourth Stage)
"Rika - Fairy suffered"(2)

利佳ちゃんのラバーバレエ―第四幕之弐― “フェラリー”被虐の妖精、利佳 (2)

 休む間もなく、利佳は深紅のラバースーツに身を包んだ三人の女性に抱えられ、その場を後にした。 再び姿を現した時、利佳は白いラバーの全身タイツの上から、黒と白の合皮とビニールのチュチュを着せられていた。
「皆さん、これからRIKAちゃんのレズプレイを、お見せしまぁす」
「おっ、それもいいねぇ」
「見せておくれよ」
周りの客が煽りたてた。それを聞いた時、利佳は我に返って酷く狼狽した。彼女は元来、同性愛については否定的で、 例え年が離れていても、男と女が愛し合うのが当然だと信じていた。男同士、又は女同士には友情は生じても、恋愛は生じない。 そう思っていた。ましてや、肉体関係など、想像も出来なかった。
 だが、彼女達がそう決めた以上、利佳はそれに従うしかなかった。いや、従わされると言った方が良いかもしれなかった。 利佳が発表会が始まる前に助けを求めたのは彼女達だった。女であるが故に、今の自分の悲しみや苦しみを理解ってくれるかも。 そんな、甘えと淡い期待が利佳にはあった。
 しかし、そんなものは、あっさりと裏切られる。その時利佳は、自分だけがマゾヒストで、後の人々は皆、男も女もサディスト なのだという事を改めて知らしめられた。
 必死でレズプレイを拒もうとしたが、ディープキスをされ、舌同士を絡めさせられると、もう抗えなかった。後はもう、 彼女達の思うがまま、されるがままだった。全身を彼女達の手や舌が這い、バイヴやディルドゥでじっくりと、嬲られ、辱められていった。
 「いやぁぁ…、アアッ !! 、アッ !! 、アアァァァ…」
 利佳は最早、切なく喘ぎ、悶えるだけだった。