Rika on Rubber Ballet (Fourth Stage)
"Rika - Exhibition for Swan"(3)

利佳ちゃんのラバーバレエ―第四幕之壱― 「薔隷発表会、SWANの生贄・利佳」(3)


 突然リズムが途切れた。男が利佳から離れ、利佳は爪先立ちの形で手足を吊られたままの姿で項垂 れていた。利佳の瞳から涙が、そして、ヴァキナからスペルマが溢れ出ていた。
 「先生……、寺田先生………」
 利佳の心の奥底で、最後の最後まで大切に守って来たものが、打ち砕かれたのを感じた。だが、利佳   は悲しみに浸る間も与えられず、あの妖しい楽曲を奏で、舞うように藻掻き、そして、悶えた…。
 「アッ! アッ! アッ! アァッ! アァッ! アァッ! アアッ!! アアッ !! アーッ !!! アーッ !!! 」
 利佳は深紅のラバーとビニールのチュチュを着せられ、四つん這いに拘束されて、犯されていた。正面 から見ると、まるで花に虫が附いている様にも見えた。利佳の躰は前後に、リズミカルに揺れ動いていた。
 「アアァッ !! アアァーッ !! あ…、熱い…、熱いよ…、お腹が熱いよぉぉ…」
 利佳は犯されながら、訴えた。無理もない。最初に犯された後、入れ替わり入れ替わり、何人も犯され、   その子宮に大量のスペルマを注ぎ込まれていたのだから。幸い利佳は避妊処置をされていた為、妊娠の   心配は無かった。しかし、利佳はまだその事を知らされていない為、妊娠の恐怖に苛まれていた。  「あ…、ああ…、イく…、イくぅ…」
 利佳は再び絶頂を迎えた。もう、何度イったのか、解らなくなっていた。意識も遠くなっていった。
 (先生…、さようなら…、寺田先生…。利佳はこの人達の奴隷になります。もう、先生の元には戻れません。   私、先生の事が好きでした。今でも好き。だけど、本当は先生の為に大切にしていたモノを奪われました。      何もかもです。私自身も奪われました。利佳は、もう昔の利佳じゃない…、とっても嫌らしい、エッチな、そし て、SEXの事しか考えられない、マゾの女の子に……、いや…、違う…。私は女の子じゃない…、私は牝。   牝になったの…。淫らなマゾの牝になったのよ…)
 尋常な思考が出来なくなりかけていた利佳は、犯されながら何かを呟き始めた。
 「私は牝…、私は牝…、私は牝…、私は牝…」
 狂宴は始まったばかりである。