Mint on Rubber Ballet (First Stage) - Prologue
"Slave Girl - Mint Aizawa" (3)

みんとちゃんのラバーバレエ―第壱幕―  プロローグ
「隷嬢、藍沢みんと」(3)


 一縷の望みも断たれてしまった。
 みんとの表情から強気の色は失せ、最早、何も言えなかった。
 「では、始めようか…」
 その一言で脇の二人が動き出した。先ず、みんとの四肢の枷の金具を外し、繋がっていた 左右の手足を離した。折角、手足が自由になったにも関わらず、みんとは動揺し、狼狽える だけだった。その為、逃げるチャンスを失ってしまった。
 「え…、あ…、な、何を…、んっ!」
 顔の前、口元に大きなゴムのボールらしき物が持ってこられた時、我に返ったが遅かった。 抵抗するも、最早、どうすることも出来ず、大きなゴム球はみんとの唇をこじ開け、口に填め込 まれていった。
 「い、いやっ! 助け…、ウッ! ウグッ !! ンググッ !! 」
 後頭部でバンドが止められ、ボール・ギャグは完全に彼女の叫びを封じた。
 そして、二人の男に連れられていった…。

 みんとが別室で目の当たりにした物は、数知れぬラバースーツと、責め具だった。それらが どの様に用いられるかは理解出来ずにいたが、恐怖だけは感じた。
 押さえ付けられる躰を捩り、悲鳴にならない呻き声を上げ、瞳で必死に許しを乞う姿は、最 早、先程までの強気なプライドの高い少女とは別人だった。
 先ず、鎖で鉄柱にくくりつけられ、爪先立ちの踵の高いピンヒールを履かされ、足首と膝下 に枷の付いた棒を填められた。足首の枷は床の金具に鎖で繋がれ、棒は両方とも同じ長さの 為、がに股気味の恥ずかしいポーズになった。みんとは猿轡を外され、ようやく自由になった 口で、哀願の言葉を吐いた。
 「お、お願いです…。た、助けて下さい…」
 しかし、ラバーに身を包んだ牡獣達は、みんとの哀願を無視し、陵辱の用意に没頭した。彼 らが先ず、最初にみんとに見せたのは、深紅の合皮のパンティだった。それは腰紐が無い代 わりに、ホックでコルセットに留めて一体化する様になっていた。しかし、みんとに恐怖と羞恥 を覚えさせたのは、その内側だった。そこには、丁度、女性の性器と肛門が当たる部分に、二 本の太い突起が付いていた。
 「い、いやっ! そんな物、いやですわっ !! 」
 二人のゴム男は、激しく藻掻くみんとの腰を押さえながら、股間のファスナーを開き、ワセリ ンを塗った。次にコルセットの前の部分に先のパンティを取り付けた。太い張り形がみんとの 躰の中に入る前に、尿道カテーテルが挿入された。
 「いっ…! 痛いっ !! 」
 そして、みんとの処女が奪われる時が来た。ゴムの張り形がみんとのヴァキナに少しずつ、 少しずつ、押し込まれていく。
 「やっ! 止めてっ! お願い、止めてぇぇっ !! 」
 みんとは、思わず泣き叫んだ。大切な性器にゴムの突起をねじ込まれる痛みと、羞恥心、 屈辱感と絶望感に苛まれた。最愛の人に捧げる筈だった、大切なものを、この様な形で失う 事になろうとは、みんとは夢にも思わなかった。
 「いやあぁぁっ。いやああぁぁぁぁっ」
 みんとは尚も泣きじゃくった。
 「ああっ !! ああぁーっ !! 」
 みんとは甲高い悲鳴を上げた。張り形が根本まで埋まってしまったのだ。処女の証を破ら れた事による出血が滴り落ちた。
 「あう…、う、ううぅっ…、うっ! うぐっ !! 」
 嗚咽するみんとは、突然濁った悲鳴を上げた。今度はアヌスの方に何かが押し込まれてい った。始めて体験する痛みと驚きに、思わず、歯を食いしばった。だが、当然耐えられるはずも 無く、半狂乱になって絶叫した。
 「いやぁぁぁっ !! いたぁぁぁぁいっ !! やめてっ !! やめてっ !! もう、やめてぇぇっ !! 」
 泣き叫び、許しを乞うても、彼らは陵辱の手を止めなかった。みんとの体内に二つの突起が 収まってしまうと、そのパンティの後の部分がコルセットにホックで止められ、固定された。 「いやあぁぁっ !! 助けてぇっ !! おにぃ… !! ムグッ !! ングググッ !! 」
 みんとが最も愛しい人の名を叫ぼうとした瞬間、再び猿轡を咬まされ、絶叫を封じられた。 尿道に挿入されたチューブは真下に置かれた三角フラスコに入れられ、黄色い液体を流し始 めた。ヴァキナにねじ込まれた張り形にはコードが付けられ、アヌスに入れられたモノにはチュ ーブを繋げられた。みんとは、その涙を浮かべた瞳で許しを乞うしか出来なかった。
 「ウグッ! ウググッ…、ムグゥゥーッ !! ムグググゥゥゥゥゥッ !! 」
 突然みんとの呻き声の調子が変わった。ヴァキナの張り形が突然振動し、アヌスの奥のモ ノが膨張し始め、何やら冷たい液体が入って来たからだった。
 思わず藻掻き、呻き声を上げ、涙を溢れ出させた。そんな彼女を放置し、男達は退出し、部 屋には、拘束され、バイヴ責めとエネマ責めに苦しめられる、哀れな少女が取り残され、絶え 間なく呻き声を上げ、涙と涎を溢れさせるだけだった…。